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伝えてください ケリーちゃんのお話
ケリーちゃんのような子を二度と出さないために・・・
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プロフィール

みだが羽蘭

Author:みだが羽蘭
『嫁にするなら日本女子大』出身
大学卒業後は15年間公務員をしていたが、第3子が出来た頃から寝たきりじいちゃんを抱える身となり、専業主婦に転身。

しかし、専業主婦はつまらないので、どこでどう間違えたのか、『鳥オタク』になってしまった。

その後、寝たきりじいちゃんと入れ替わるように認知症のバーちゃんをかかえる身となった。
…やれやれ…

ついでに、なぜか…家業の会社役員に転身した…ようで…現在に至る。

長女がネットショップを立ち上げたが…母の強力な要請により…初代愛鳥コガネの名前になった…。

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オウムの運命人間次第 その1

ポーちゃんは東北地方のお金持ちに5年間ほど飼われていた。
そしてひどく虐待されていた。
お金持ちさんはオーストラリア旅行でキバタンをたくさん見て憧れを持っていたらしい。
人間によく懐いているキバタンを見てさらに大枚はたいても手に入れたいと思ったらしい。
外国製の大きなケージも購入した。
しかし、オウムにも情操教育が必要なことには頭が及ばなかったようだ。

ポーちゃんは水とペレットなどの餌はもらっていたが、愛情は与えられていなかった。
人間は攻撃してくるから、自分の身を守るために攻撃しなければならない。
攻撃の対象=人間
毎日絶叫し、大暴れし、人間が近づいてくればガツンと噛み付く。
そして羽を齧る。

飼い主が家に帰ってくるとケージから脱走している。
攻撃してくるので戻すのが大変だ。

オスのアオメキバタンは幼少時の育て方が難しいようだ。
自分の力を示すために何の前触れもなく突然咬みつく。
頭がいいので『会話』が成り立つくらいよく喋る個体も多いようだ。
しかし、お金持ちさんはオウムの習性を知ろうともしないで、力でねじ伏せようとしたらしい。
だからオウムは手のつけられないキチガイオウムに育ってしまった。

毎日絶叫し続け、うるさくて仕方がないから飼い主は虐待を続ける・・・・。

この状態に憂慮し、手を差し伸べたのがA氏だった。
A氏はすべてのペットたちの幸せを願っている人だった。
A氏はとりあえずポーちゃんを引き取り、里親を探すことにした。
自分は忙しい仕事をしているので自分では愛情を注いであげられない。
キチガイのようになっているオウムを扱う実力のある、いい里親さんを探してあげようと尽力した。
しかし、ペットとしてはマイナーなオウムで、しかも凶暴化している。
全国規模で探さなければならない。
A氏は『鳥の里親募集』のサイトにポーちゃんについて書き込みをした。

A氏にはいろいろな情報と里親希望者からのメールが届いた。

A氏が里親として一番安心できると思ったのは半年前にケリーちゃんを亡くしたケーちゃんのままさんだった。しかし、ケーちゃんのままさんはすでに絶叫と咬み付きがひどいアオボウシインコを引き取っていた。
しかも、ケーちゃんのままさんにしてみれば、ポーちゃんは『若すぎ』た。自分の年齢を考えると一歩退いてしまう。他にもっと若くてふさわしい方がいれば、そちらの方に引き取られた方が行く行く安心できると考えてしまう。

さて、ここからが『事件』の始まりだ。

A氏は何通もメールを送ってくる一番熱心な人を里親に選ぼうと考えた。
関西に住むBさんだ。
熱心だから一生懸命やってくれるだろうと考える・・・
・・・・・・・・・普通はそうである。常識である。

しかし、よ~く考えてみよう。
相手は凶暴化しているオスのアオメだ。
オウムについてよく知っている人間なら、『プロ』に任せるべきだと考え、希望は出しても遠慮がちになるはずだ。
みだがはらんが里親募集に応募したとしても、多分遠慮がちな文章になるだろう。
こちらの状況や考え方、万が一世話を続けられなくなった場合の対応策などを書いた上で、最後にこういう一文を付け加えるだろう。
『他にふさわしい方がいらっしゃらなかった場合はお引き受けいたします』

相場なら40万円前後。毛引きがあって安値になっていても30万円以上はする若い固体だ。
それが輸送費もA氏もちでタダで手に入る。
上手い話はゲットすべきと考える人種はいる。
そう考えるに人種は口が上手い。しかも積極的だ。

A氏はそういう人間をポーちゃんの里親に選んでしまった。

A氏は関西のBさんと20回ほどもメールのやり取りをした。
『外に小屋を作ってそこで飼う』
という主張に疑問を感じながらも、ヨウムを飼ったことがあるという人だから大丈夫だろうと判断した。
トリマーをしていたとう人だから、生き物を愛しているはずだ。

凶暴オウムのポーちゃんは関西のBさんの元に航空便で送られた。

ポーちゃんの凶暴さはBさんの想像をはるかに超えたものだっただろう。
アオメの雄たけびの声の大きさはヨウムの比ではない。
約5年間虐待され続け、身を守るために身につけた攻撃性は猛獣並みである。
しかも若いから勢いがいい。
Bさんはあまりの怖さに手出しも出来なかった。

A氏は心配してBさんにその後の様子を聞くメールを送った。
すると、Bさんの態度がころっと変わった。

Bさんは自分の非を認めない人間だったのだ。

だめなら次の里親さんを探すからという約束だったはずなのにその約束さえ守らない。

Bさんの主張をまとめるとこうなる。
騙されたのはこっちのほうだ!ぎゃあぎゃあわめくから、耳が痛くなって医者に行かなければならなくなった。あまりにもうるさいから、通報されて警察が来た!手に負えないから、親の家に持っていった。

A氏は『それなら、関西に住む知人に引き取りに行ってもらうから渡してください』というメールを送ったが、Bさんの返信はこうだった。
見ず知らずの者に家の周りをうろうろされてはたまらない!警察をよぶぞ!!!
あまりにもうるさいから、ケージの扉を開けておいたら逃げて行ったのだ”!逃げていったのだからどうすることも出来ない!!!


A氏は困り果てた。
主張は矛盾しているようだが、ポーちゃんを取り戻すことは難しい。
生き物を愛して助けてやろうとしたのに、送った相手は想定外の難しい関西のオバちゃんだった・・・。
『逃げた。知らん!』の一点張りだ。
ポーちゃんは行方知れずになってしまった。

つづく・・・・・。
(ポーちゃんの写真は許可をいただいてUPしております)
s-859058879_122[1]
boti2

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テーマ: 小鳥大好き
ジャンル: ペット

コメント

私も今日、人間の都合でかわいそうな目に遭っている犬を見たばかりです。
このアオメキバタンが無事に救われる話であることを切に希望しています。

ポーちゃん

みだがはらんさん、おはようございます v-278

ケリーちゃんの人生も…考えさせられましたが。。。
ポーちゃんの話しも更に更に考えさせられます v-390
ポーちゃんがケリーママさんと出会うまで様々な事があったなんて。
人間の都合って、頭にくる!!里親の難しさも痛感します。
生き物は可愛いだけでは、一緒に暮らせないと思いますね。

更新とレスの順序が逆になってすみません

>大黒屋光太夫さん
一応パッピーエンドですよ。
たくさんの心ある方々のご協力の賜物です。
・・しかし、関西のBさんと業者を儲けさせてしまったことが悔やまれます・・・。

>ワーコさん
なかなか難しい問題です。
法律の整備が必要なんでしょうね。
一般庶民の力ではどうしようもないことが多いですが、ネットワークを広げて協力し合えば、救える命もありますね。

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