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みだが羽蘭

Author:みだが羽蘭
『嫁にするなら日本女子大』出身
大学卒業後は15年間公務員をしていたが、第3子が出来た頃から寝たきりじいちゃんを抱える身となり、専業主婦に転身。

しかし、専業主婦はつまらないので、どこでどう間違えたのか、『鳥オタク』になってしまった。

その後、寝たきりじいちゃんと入れ替わるように認知症のバーちゃんをかかえる身となった。
…やれやれ…

ついでに、なぜか…家業の会社役員に転身した…ようで…現在に至る。

長女がネットショップを立ち上げたが…母の強力な要請により…初代愛鳥コガネの名前になった…。

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抑肝散だけで3年

本題に入る前に…HNを一部漢字にしたので…
みだが
羽

らん1

な~んちゃって  ↑今咲いているのを集めてみました。
羽2

さて、以下はあくまでもひとつの事例として捉えていただきたい。
先週NHKの「ためしてガッテン」で漢方薬の「抑肝散(よくかんさん)」のことを放送していた。
内容を要約すると…
アルツハイマー型認知症の患者に処方される西洋薬(…つまりアリセプトのことですな…)は副作用がきつい。痙攣、興奮、拒否などで苦しんでいる患者さんを楽にしてあげるために「抑肝散」も併用すると副作用が改善されて落ち着く。
…といった内容。
この放送の後、民間家庭薬の問屋をしている弊社にも、抑肝散についての問い合わせがあった。
漢方薬専門の取引先に問い合わせたところ…
『問い合わせ殺到で2ヶ月待ち状態』
なのだそうだ。

二世帯住宅で暮らしている義母に『アルツハイマー型認知症』の診断が下されたのは3年と2ヶ月前のこと。
義母に処方されたのは『アリセプト』と『抑肝散』の両方だった。
そうです!3年前にベテランの専門医はちゃんと両方処方してくれていたのです…。
その時、担当医はアリセプトの副作用についてのパンフレットもちゃんと渡してくれた。
もともと思い通りにならないと逆上して手がつけられなくなる、頑固で癇癪持ちの義母はアリセプト服用後、興奮状態がひどくなった。当時、義母は会社の経理をしていて…つまり小さい会社なので…会長=経理=会社の財布を握っている状態。認知症の診断が下りても引退する気もない。逆にアリセプトを服用して興奮し、やる気満々になっている。しかし、認知症なのだから間違える。うまく行かない。逆上し、怒り出す。…という状態だった。まかりなりにも『会長』様だから、スタッフの皆さん逆らえない。逆らったら何をされるかわからない。
義母は『地位』と『お金』にますます執着していく。
…まるで…金銭餓鬼に取り付かれているのではないかと感じるほどの酷い状況だった。

2ヶ月間の服用の後、担当医にそのことを相談したら医者は一言…。
『やめましょう』

その時は実は自己嫌悪に陥っていた。
アルツハイマー型認知症に有効とされる薬はアリセプトしかない。
それなのにいらんことを医者にちくって処方してもらえなくしてしまったのではないか…。
これでは義母の認知症が早く進むことを望んでいるみたいではないか…。

自責の念にかられた。

義母には3年間『抑肝散』を忘れずに服用できるよう配慮した。

その結果…

最近担当のケアマネージャーさんや週に一回で来ていただいているヘルパーさんや、デイケアのスタッフに言われるんですよ…。
『凄い!』
『さすがです』
『本書けますよ!』
『お幸せだ!』
『初めのころより良くなっていますよ!』
?????????
義母は幸せな状況で、介護している私もよく続いていると褒められるのです…。

自分は義母しか見ていないので、
『少しずつ進行しているなぁ…』
くらいにしか思っていなかった。
介護従事者の皆様は、色々な方を見ていらっしゃるので、比較して感じることができる。

ケアマネージャーさんによると、
担当のアルツハイマー型認知症で、3年たっても施設に入れていないのは我が家だけなんだそうです。
みなさん生活が成り立たなくなって施設に入れざるを得なくなっているそうなのです。
……
いや、だって義母が『会長』をやってた3年前の状況より、今の方が楽だし…??????

ヘルパーさんがおっしゃるには、
とてもやりやすい。うちの義母は落ち着いていて優しい。
しっかりしている。
突然怒り出したり、機嫌が悪かったりして対応が大変な人の方が多い。

そうなんですか!?

デイケアのスタッフさんは、
楽しい人で、みんなのリーダー格です。
いつも積極的です。
さすがです。
初めて来られた時より良くなっていますよ。

???な…なんだって!?その場限りの記憶力になってきているのに…!?

私に言わせると義母は昔から『外面(そとづら)だけは天下一品』だったので、その延長上のことかと思っていた。
で、NHKの放送を見てやったわかったのです。
『抑肝散だけにしてたからだ…』

まあ、3年間、大変なこともあるにはあった。
しかし、義母は食事さえ持っていけば自分で食べられるし、一週間に一回、ヘルパーさんにお掃除と洗濯をしてもらえば、その他身の回りのことは今だに自分でできている。
記憶がさらに定着しなくなってきているが、3年前の生活を大体は維持できている。
思い通りにならなくて怒り出すこともあるのだが、手がつけられないレベルではなく、その点では3年前より落ち着いている。


もう一度繰り返すが、これはあくまでひとつの事例として発信することだ。
アリセプトを服用させないということについては,家族にしてみれば勇気がいることだと思う。
実際自分も自責の念にかられた。
しかし、義母の場合、結果としてそれが本人にとっても、家族にとっても、介護スタッフににとても幸せなことであったことは確かなのではないだろうか。
義母は昔より、はるかに穏やかなのである。



↓ファレノプシス・パリシー・バー・ロビー♪♪♪
ろびー1
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テーマ: 介護
ジャンル: 日記

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